フットサルあれこれ

なんかムショーに書きたくなった。
ほぼ全部が私的な見解なので気分を悪くされたとしても責任は負いません(笑)
また、僕はフットサルのことなんて全く分からないただの素人です。
あくまでもそんな奴の意見だということをお忘れなく。
ってかあとあと読み返してみると何が言いたいのかがよくわかりません(爆)


まずはフットサルというものの定義から。
ここでいうフットサルとはもちろんフットサル競技全般のことではなく、
ガッタスらが取り組んでいる今大会のようなものを指します。


彼女たちは何のためにフットサルなんてやってるんでしょう。
まあよく分からない裏事情とかそういう話じゃないとして(笑)


スポーツにはいろんな側面があります。
体を動かすだけでもそれなりに楽しさはありますし、
多くの人との交流、チームプレーを楽しむということもできます。
また、勝負事になれば当然勝ち負けというものがついてきますし、
多くのチームが参加すれば当然その中で1位になるということに目標をおくこともできます。


どれも違った楽しさ、喜びがあり、それはそれでいいと思います。
しかし彼女たちはあくまで、勝利、優勝にこだわる選択をしました。
彼女たちは自分たちの喜びをそこに求めました。
そしてついにはそれを宣言しました。


僕は小学校のときからスポーツは勝負の世界でずっとやってきた人間です。
なので勝利を目指すと宣言した彼女たちの姿勢には基本的には賛同しています。
あくまで個人的な意見ですが、スポーツの楽しさは、
チームが一丸となって全力で勝利のために戦うという過程を通して生まれた”勝利”というものであると思っていますから。
しかし、それは口で言うほど簡単じゃないことも知っています。


僕は今日はぶっちゃけフットサルという競技自体にそれほど期待せずにいました。
結果的に優勝しては欲しいけど、その過程なんかどうでもいいし、まあ負けてもしょうがない。
くらいのノリ。極論美貴ちゃん見て(・∀・)ニヤニヤできればそれでいいかなと(爆)
まあそうなった原因は前回の3月のフットサルなわけでして。
彼女たちを信じ期待をして行ったがあまりに味わったショック。


別に彼女たちが口だけだって言ってるわけではなくて、
口でいくら言っても、やる気がいくらあっても、
それだけじゃダメなんだよってことです。
とにかく悲しかったのは前回は昨年からの技術的、戦術的な成長が感じられなかったこと。
それゆえに空回りする気合い。
見ててはがゆさと苛立ちが募るばかり。


さらにはこの時点でまだルールを把握してなかったりとか。
根本的なとこで何か間違ってるなぁって感じました。
まあ、ルールのことについてはあとで述べます。


そんな前提で今日の大会です。
まず最初に言っておきます。
冷めた目で見るのは僕には無理みたいです(笑)
勝負事にはアツくなってしまう性格みたいです(ノ∀`)
まあそれも最後に書きます。


とりあえず入ったら練習してたので見てました(笑)
美貴ちゃんにデレデレするはずがどうしてもやっぱ見ちゃうわけで(^^;
ひときわ目についたのでシュート練習でのあさみ、みうなくらいかなぁ。
あさみは相当うまくなってますね。
みうなは基本に忠実でよく練習してるって感じがしました。
それにしても是永さんがなんかすっごい調子悪そう(;´Д`)


初戦は5−0で勝利。
勝ったからまあいいっちゃいいんですが、内容的には酷い(;´Д`)
やっぱ期待しなくてよかったとか思ったり思わなかったり(ノ∀`)
あさみが投入されてファーストタッチでシュートして入れたのが凄かったです(笑)


ここからは軽く苦言。
まあここまでいうのはちょっと気が引けますが、
後半に控え選手投入して”顔見せ”みたいなことやったのは個人的には微妙。
層の厚さは他のチームよりあるとは思いますけどね。
普通にチーム力落ちてましたから(^^;
こればっかりは仕方ないのかもしれませんが、あくまで彼女たちが選んだ勝負事のはず。
前回それで失敗してる以上あれはどうかと思った。
5点は得失点差考えたとき全然セーフティーじゃないだろ・・・。
前半で4点獲れる相手なのにもったいないとう印象。


もう1つの相手が普通に6点以上とるかなぁと思ってみてたら、
なんとか4−0で終了。
まあ運が良かったということにしておきます(苦笑)


2戦目は負けてもおかしくないなーとか思いながら他の試合をいろいろ見る。
他のチームの試合は面白かったです。
気持ちがプレーに乗っかってる感じがしてホントにすがすがしかった。


んで2戦目。
先制されて、あー負けかなーと思いながら見てたら辛くも逆転。
足(ってか膝)かなり痛そうにしながらも負けてたために出場して必死にパスを出してた是永さんの姿が印象的。
あさみの初戦に続くゴールが決勝ゴールに。
なんだかんだで無事に(?)決勝へ。


まあここまで少なからず前回から進歩は見られたと思います。
前回と今回のもっとも大きな差は、プレーそのものから意図が伝わるものがあったということ。
ただから回るやる気だけが伝わってきた前回とは大きな違いです。


さて、とりあえずこの辺でいったん休憩して思ったことを(笑)


まずはルールについて。
選手の理解がかなり欠けているように思う。
ルールなんて実際に競技しなくても学べるものだし、そもそも知ってるのが当然。
未だにキックインでマイボールかどうか分かってない選手たちを見るといらいらしますよ。


そしてそれ以上に深刻なのがファールの問題。
審判団の方たちは正式な方たちであることは承知していますが、
やっているレベルがレベルなだけに、ジャッジのレベルもそれに合わせてしまわざるを得ない状況。
まあ本当はそれじゃいけないわけですけど(^^;
ちゃんとしたルールを教わってないのか。
あるいは彼女たちの負けず嫌いがそうさせるのか。
もしくは他のチームがやってるから私たちもやらなきゃなのか。
とにかく接触、衝突が激しいです。
特にアフターが多すぎる・・・。
大怪我する人が出ないのが不思議なくらいです。


なんていうか・・・。
サッカーやってるんじゃないんだから。
まあ特にカレッツァ
せっかくのいいプレーが台無しでした。
でもどのチームも一緒ですね。
必死になるのは分かりますが、反則はあくまでも反則であって然るべきだと思ってます。
カレッツァなんかディフェンスするとき完全にバスケのスクリーンアウトですよ(ノ∀`)
あそこまでやるとちょっと笑える(ノ∀`)


とにかくこれからは競技の質という点においても向上してほしいところです。
あんな反則タックルだらけの試合見るのは辛いです。


次に思ったのは、各チームにいる経験者(?)選手の存在。
ガッタスの是永さんや、カレッツァの小島さんなどは知っていたのですが、
いざ練習を見てると他のチームにも明らかにレベル違いな選手が数名。
ホリプロチームの2番の選手が練習してるの見て素でびびりました(汗)


結局そういう選手たちは同時に1名しか出場できないレギュレーションだったんですかね?(^^;
おそらくそうだったのではないかと思います。
とにかく今日はそういう選手たちの活躍が光りました。ホントいい意味で。
どのチームもワンマンチームにはやられないだけの力量がついてきたために、
そういう選手たちが味方を効果的に動かして点を取ろうとする。
そういう試合展開が多く見られて、どの試合もとてもいい試合になりました。


彼女たち自身が意識してのことでしょうからこれはとてもいいことだと思います。
でも、ちょっとベンチ側が自重しすぎですかね(^^;
もうちょっと出場時間とってあげてもよかったかなと思います。
とくにホリプロファンタジスタの経験者の選手には。
ガッタスカレッツァ以外のチームは、経験者選手の出場時間によってだいぶ勝敗に影響が出るなぁという印象でした(^^;


そしてあとはガッタスの戦術あれこれ。
とりあえず戦術とかよくわかりませんよあんなんじゃ。
噛み合ってないにも程がある。
通らない縦パスを繰り返すだけだし。ゴールクリアランスも浮き球を投げ込むだけ。
セットプレーにも工夫があまり見られませんでした(意思の疎通ができてないだけか?)
まあ個々の技術的には多少の成長があるって感じでしょうか(^^;
個人の能力はチームスポーツにも不可欠です。
それにしても個々の能力という点からすると他チームとの差はむしろ縮まってるのではないかと思います。
やっぱり基本的には戦術で勝てるようになていかないと・・・。


そもそも僕が好きなタイプの選手っていうのは、
前を向く、ゴールを意識してる、シュートを打つ選手なんですよね。
そういう意味では美貴ちゃんはいい選手だと思う。
ゴールの匂いがするというところではチーム随一(推しだから誇張してるわけでもなんでもなく)
そしてあとはあさみ。
今日見てとかそういう単純な意見ではなく、前から彼女のプレースタイルは独特だし可能性があったと思う。
それに技術が伴ったため著しい成長を見せただけのことです。
今は実力的に完全にレギュラーでしょう。


あと個人でみると、
よっすぃ〜は格段によくなった気がします。
前回は足引っ張りすぎ、から回りすぎな感じでしたからね(^^;
周りがだんだんレベルに追いついてきてやりやすくなったってのもあるんでしょう。
里田さんは相変わらずいいですね。
途中から出たみうなも前回同様いいプレーしてました。
石川さんはプレスをサボらなくてホント真面目です。
是永さんは言うまでもないでしょうか(笑)


2試合目の最後に、是永、吉澤、藤本、あさみっていう布陣になったんですが、
最初はこれが一番いいのかなぁって思いました。
でも、やっぱ美貴ちゃんとあさみの共存は難しいかも(笑)
この意見は決勝を見て変わることになります(笑)


というわけで決勝。
なんかこれまでの気分から一転、すごく応援したかった。勝って欲しかった。
なんででしょうね。でもなんかそういう気分になった。
やっぱ自分には勝負事があってるんだなって思いました。
まあでもやっぱりここにきて前回の悔し涙を思い出したっていうのが一番の要因ですかね。


今日はなんとしても優勝して笑顔の美貴ちゃんが見たかった。
美貴ちゃんに本当に笑顔になって欲しかった。
気づいたらもう勝負のことしか考えてませんでしたよ(笑)


とりあえず是永さんは出さずにいつものメンバー。
前半はチャンスらしいチャンスもお互いないまま進み終了。
もう完全に勝負モードに入ってる僕の頭の中では、
(;M´Д`)。o○(早く美貴ちゃん代えろよっ!!!)(←ぉぃ
もう勝負に推しもなにも関係ないですよ(マジ素)
機能してないなと思ったので早く代えろって感じでした。


しかしそこはさすが北澤監督。
後半は美貴ちゃんと梨華ちゃんを下げてあさみと是永さん投入。
あとあと考えてみればこれが今のガッタスのベストメンバーかなって感じ(笑)
美貴ちゃんはもっともっと練習して本物のレギュラーの座を獲得できるようにがんばってほしいです。
このままだとちょっとおかしいけど里田さんと争うことになるのかな?(笑)


さて、試合に話を戻して(笑)
出てきたばっかの是永さんはホント辛そう・・・。
膝のテーピングが痛々しい。。。
立ってるだけでも結構やばそうな感じでした。


それにしても今日はホント気持ちってものが伝わってきましたよ。
美貴ちゃんはまあいつも交代させられるとほぼ毎回機嫌悪くなってたわけですが(爆)
今日はホントすがすがしい顔してましたね。
自分が機能してないことも分かっていたんだろうなぁと思いました。
そして勝利のために退くと。
後半も精一杯応援するのを見てなんか前回以上に強い気持ちが伝わりました。


そして残り3分。試合が動く。
是永さんがマンマークについている小島さんを深追い。
ボールのないところで裏に飛び出され浮き球の縦パス1本から失点。


でも正直キタ━━━━━(゜∀゜)━━━━━!!!! って感じ(笑)
結局負けてないと前がかりに攻めないんですよね。ガッタスって。
マジで攻めれば無敵ですよ。
これでやっと面白いものが見れるぞって感じ(笑)


そして途端に一気に攻め始める。
是永さんが機転となり数十秒であっさり同点に。
こういう時のガッタスってホント強いと思う。
と同時に見てて面白い。今日見たどのチームの攻撃より面白い。


しかしここで再び是永さんが小島さんにマークを外され失点。
んー・・・らしからぬミス。2回やるとはなぁ。


まー当然のごとく再び攻めにかかり、あさみが同点弾をあっさり(俺の中では(笑))決めて再び同点。
でも結局2−2で引き分け。
前回と比べると格段にいい試合でした。
PK戦はありましたがどちらも評価できる内容。
ただひとつしつこいようですが、反則をとられないにしても目に余るファールが多かったのが残念です。


この時点で両チームともかなり心身ともに疲れきった表情。
是永さんの怪我はホントに心配。。。
こればかりは勝敗とか関係なく代えてあげていいと思った。


少しのインターバル。
ベンチを見ると辻ちゃんが号泣してる。
あまりの激的な展開に感極まったみたいでした・・・。
そして是永さんが号泣。
よほど悔しかったんでしょう。自分のミスで2点失ったわけですから・・・。
もちろん他の人ならなんとも思わないミスなんですけどね。
是永さんのレベルだからこそあれはミス。
この1試合。決勝戦。同じ相手。この試合に今度こそ”勝つ”ためにずっと練習してきたはずですから。
そういう意味でのホントの悔し涙ではないでしょうか。


みんな勝てなかったことへのショックを引きずってる感はありましたけどね。
あくまでも勝敗は引き分けですし。
優勝を目指すにしても、やっぱり決勝戦で時間内に倒してこそって思いはあったと思いますし、
むしろないといけないと思います。
なので切り替え難しいかなとちょっと思いましたけど心配無用でした。
やっぱりそこは強かったです。


PK戦。
キーパーは紺野さん。
イメージ的には至近距離は辻ちゃんの方が強いかなって気もしてたので、
後半の最後に代えるのかなって思って見てましたが、辻ちゃんはそれどころじゃなかった(笑)


でも、よくよく考えるとやっぱり紺野さんですよね。
ああいう場面で紺野さんが止めてこそ意味があるんですよ。
紺野さんがやらないとアツくないんです、やっぱり。


美貴ちゃん、梨華ちゃんが案の定(笑)外したあとの4人目は是永さん。
ただでさえフラフラな上に号泣して精神状態やばいかもと思いましたが・・・
すごいシュートでした(^^;


しかしホントにすごかったのはここから。
5人目の里田さんが恐ろしく難しいコースにいとも簡単に決めてみせると、
サドンデスの6人目にはあさみが強烈なシュートをゴール左隅へ。
なんか凄いですよ。ホントたいしたもんです。
しかしさらにプレッシャーのかかる後攻でカレッツァも外さない。
両者一歩も譲らず7人目になったところでちょっと困惑するガッタスベンチ・・・。


もう残るメンバーはみうな、柴田、斉藤、辻、紺野だけ。
みんなで輪になって話合いを始めると私に蹴らせてくれと笑顔で右手を高々とあげる選手が1人・・・。
ボールに願いを込めて自分でボールをセットしたその選手のシュートは気持ちでゴールにねじ込んだようにも見えました。
なんか今までのフットサルで一番感動した瞬間かも・・・。
マジで鳥肌立った・・・。


結局そのあと相手のキャプテンが外して終了。
結果的には層が厚いのが勝因になったというか(^^;
技術的にじゃなくて精神的に層が厚かったんでしょうね。
もちろんPKの練習も何度となくやったんでしょうしね。
相手はもうあそこで場面であのプレッシャーに勝てる選手がいなかったっていうことなんでしょうね。


そして全試合が終了・・・。
優勝インタビューでキャプテンよっすぃ〜はこう言いました。
チームで勝つことがテーマだったと。
そのためにチームは生まれ変わったと。
そんなガッタスにこれからはまた期待してみようかなと思った今日この頃です。


とにかくこんな結果、内容で満足してもらっては困ります。
彼女たちの目指すものはこんなものではないはずです。
王者のプライドは持ちつつも、それに驕らず地道に進んで行って欲しいと思います。
そういうところってフットサルに限らずいろんなものに共通してるかもしれないですね(^^;


そして次の機会には、今日以上の笑顔に会えるのを期待したいと思います。



ガッタス優勝おめでとう!